消防設備士 乙4|免除早見表【世界一わかりやすい】

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こんなの欲しかった。っていう早見表つくりました。

ええ、僕も免除一覧表や早見表は見てたけど理解してなかったり、間違えてしまうんです(泣)

けれど、ややこしい免除制度も一年以内に特類を含む全てを取得した僕が伝授します。

この記事を見れば戦略まで確実に理解できます。

戦略の結論から言うと、法令共通以外は免除した方がいいという考えです。(例外あり)

免除(特定の科目を受けなくてもいい制度)とはそもそも何かという方は以下から。

消防設備士の科目免除とは【免除しない?する?1年全類取得者の決着】

ここに載っていない、その他の資格(技術士、職員、消防団員)を持っている方は以下から。

その他(技術士、職員、消防団員)の免除

乙種4類は筆記のみ免除科目があります。

筆記とは別に実技(鑑別大問5問)がありますが、

実技の鑑別の大問1は電気に関する工具などの問題なので、電気工事士免状の保持者だけ免除されます。(電験では不可)

前提として、消防設備士試験乙種1類での科目は大まかに

消防設備士試験乙種4類の科目

  • 消防関係法令
    ・法令共通
    ・法令類別
  • 基礎的知識
    ・電気基礎
  • 構造機能等
    ・構造機能(電気)
    構造機能(規格)

に分かれています。

微妙に表現が違うところもありますが大体こんな感じです。

他|免除早見表は下記のリンクからどうぞ。

消防設備士 乙4の勉強方法やテキストなどについては以下からどうぞ。

【最短合格者】消防設備士 甲種4類の勉強方法 | 過去問やテキスト(問題集・参考書)勉強時間など紹介

あきりゅ
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目次

一覧表(スクロール可)

※ここでの保有資格は免状が手元にあることが条件になります。(合格や合格証明書では免除できません。)

赤…消防関係法令 オレンジ…基礎的知識 緑…構造機能等

スクロールできます→
科目法令共通法令類別電気基礎構造機能
(電気)
構造機能
(規格)
科目別
問題数
(問題No.)
6問
(1~6)
4問
(7~10)
5問
(11~15)
9問
(16~24)
6問
(25~30)
計30問
乙7
持ち
免除免除11問免除
19問受験
乙7以外の
消防設備士免状
いずれか
持ち
免除6問免除
24問受験
電工or電験
持ち
免除免除14問免除
16問受験
消防設備士免状
いずれか
&
電工or電験

持ち
免除免除免除20問免除
10問受験

赤…消防関係法令 オレンジ…基礎的知識 緑…構造機能等

スクロールできます→
所有資格免除できる科目要受験の科目
乙7
持ち
・法令共通…6問
・電気基礎…5問

計11問免除

法令類別…4問
構造機能(電気)…9問
構造機能(規格)…6問

計19問受験
乙7以外の
消防設備士免状
いずれか
持ち
・法令共通…6問

計6問免除
法令類別…4問
電気基礎…5問
構造機能(電気)…9問
構造機能(規格)…6問

計24問受験
電工or電験
持ち
・電気基礎…5問
・構造機能(電気)…9問

計14問免除
法令共通…6問
法令類別…4問
構造機能(規格)…6問

計16問受験
消防設備士免状
いずれか
&
電工or電験

持ち
・法令共通…6問
・電気基礎…5問
・構造機能(電気)…9問

計20問免除
法令類別…4問
構造機能(規格)…6問

計10問受験

解答カード

解答カードも貼っておきますので、併せて見るとより理解が深まると思います。

消防設備士乙4・5・6・7解答カード

配点早見表のリンク

需要があるかはわかりませんが、免除するかどうかの戦略を立てるのに参考にしていただければ幸いです。

注意点

免除をした問題は決して正解扱いになるわけではありません。

もし免除した場合は、

各科目

  • 消防関係法令(足切り40%)
  • 基礎的知識(足切り40%)
  • 構造機能等(足切り40%)

の各科目カテゴリー及び、

全科目総合

  • 全科目総合(60%)

配点が高くなります。

※足切りについては『消防設備士の合格基準(60%)と足切り点(40%)とは』からどうぞ。

消防関係法令(足切り40%)の例を挙げると

問題数正解正解率
法令免除なし10問4問40%(セーフ)
10問3問30%(アウト)
法令免除あり4問2問50%(セーフ)
4問1問25%(アウト)

免除しないと10問中4問正解までセーフ、正解が3問以下で足切りでアウトだったのが、

免除した場合4問中2問までセーフ、正解が1問で足切りでアウトになります。

一問当たりの配点もかなり高くなります。

免除などによって変動するので表は参考程度にとどめておいてください。

以下、免除に関する自分の戦略、考えをまとめます。

甲種と乙種はどちらを受けるべき?

そもそも漠然と6類と7類を除く乙種での受験を考えている人がいれば、こちらをご覧ください。

法令共通

法令共通に関しては

免除しない方がいいです。

共通というだけあって、全類通して勉強する範囲が全く同じであり

一度覚えたら全ての類の法令共通を勉強したことと同じなので、次からは確実に得点源になります。

何回か受けていくにつれ、確実に得点源になっていきます。

公論出版と電験先生の動画を見ておけば法令共通で6割切るなんてないんじゃないかなと思います。

僕は法令はすべて免除無しで受け、一番良くない時で60%なので、次に悪いので70%。他は80%超えの平均89%でした。

やっぱり一度覚えればまぁそう足を引っ張ることはないんじゃないかと思います。

法令共通免除なしを推す利点は、法令の問題数が増え、法令だけの配点がマイルドになるだけではありません。

免除しなかった法令共通分、試験全体の問題数も増える(減らない)から、試験全体の配点もマイルドになります

基礎的知識(電気)

電工or電験を利用した免除をすることをおすすめします。

電気が得意でない人は、電気基礎は免除することをおすすめいたします。(電気工事士は電気の計算を捨てても取得できてしまうので、こういった方は特に。)

電気基礎は普通に範囲が、広めです

そして電験を取得できるほど電気が得意でも、電気基礎を免除しなければその分、

構造機能(電気)を受けることになります

こちらは4類独自の勉強も必要ですので、電気が得意であっても無勉強では済まないので、これはこれで注意が必要です。

問題数が減る分、配点は高くなるリスクはありますが、勉強時間はかなり短縮できます。

共通科目(法令共通&基礎知識)で大事なこと

複数の類を受ける前提で、類をまたぐ共通科目(法令共通&基礎知識)で大事なことは、

試験本番で公論や動画で見たことない問題が出たときは、

ある程度覚えておいて、ネットでも似たような問題がないか調べられたら調べて、

自分のノートに書き加えていくことです。

これでさらに得点源になっていきます。

そして、もし余裕があるなら、免除したけどのちに受けるかもしれない科目(機械基礎など)は目を通して覚えて

またノートに書き加えておくことも大事だと思います。

構造機能(電気工事士の免状での免除)

構造機能(電気)は免除することをおすすめします。

特に時間がない方、めんどくさがりや、すぐ終わらせたい人は。(ほぼ該当しそうですが(笑))

実技の内容で、免除した構造機能の内容が出てくるからどのみち勉強しなければならない。

という声も聞こえるのですが、

リンクしている内容もあるので、相互理解が深まることもあるとも言えるんですが、

個人的な経験や感想とすれば、

構造機能(電気)を勉強しなければ実技がわからないなんてことは全然ないです。

実際にそれで全然いけましたし、何かの類で実技の勉強をやってみたらわかると思いますが、

多少相関してるというだけで、当然問題がまるまるかぶっている訳はなく、

勉強の総量が増えるという事実は変わらないので受けない方が勉強時間が圧倒的に早く、かつ楽です。

免除できるのならガンガンしてしまいましょう

どうしても配点が高くなるリスクを抑えたいなら免除しなくてもいいですが、免除した場合でもその分他の科目を勉強できます。

ここで言っていることは、電気が得意でないなら配点が高くなってでも電気基礎を免除するメリットがあるということですね。

なんせ点数のわりに範囲が広く僕の場合計算アレルギーなもので(笑)

自分の場合

思うことは、乙種に関しては電気工事士等の免除を使える資格を持っているのであれば、

それを利用して甲種の取得をぜひ目指してほしいとは思っています。

その上でどうしても乙4が欲しいとなれば、上記に挙げたようなやり方で免除は使うとは思います。

下記は甲種4類での自分のことになりますが、

4類は迷わず電工免除です。

むしろ免除しない人はMなんじゃないかと思います。

基礎的知識が得意であっても、構造機能の電気は普通に範囲広いです。

乙種を受ける人に当てはまる人は少ないかもしれませんが、

この構造機能の電気は、特類を受ける予定の人であれば、結局勉強するところではあります。

だけど、その時になったらでいいと思いますね。

他の甲種の構造機能の電気は、特類を受ける際は勉強しなくてもいいです。

免除するorしないは自己責任で

色々と見解を書きましたが、免除は自己責任でお願いします。

もちろん得意、不得意など、人によって違うと思いますし、100%僕の言うことを鵜呑みにするべきでもないとは思うのですが、

あくまで結果的に僕は法令以外、すべて免除したとしても大丈夫でしたよ。ということでした。

これは免除した科目が得意だったとしても同じことですから

なんの免除もなしでミスで申請してしまった2類は、難しかったこともあり、

免除してたら落ちてたかも。と思った時もあったのですが、

計算したら、免除したとしても受かっていました。

けどそれだと免除なしで勉強したのが無駄になった気がしてなんか悔しいので、

免除しなくて良かった~!と思いたいところなんですけどね。

経験としては免除しなかった事は悪くないですが、結果としては免除しておいてもよかったとなります。

なので、正直免除したかったです(笑)

もしかして正解率は下がったかもしれないですけど、

別に受かればいいですし、試験運や人によっては正解率が上がるかもしれないですしね。

しかもお恥ずかしながら、この記事を書くまでに僕は消防設備士としての免除を使わなかったので、

甲1or甲2の免状で基礎的知識「だけ」まるまる免除できるなんて知らなかったです(笑)

余計免除使いたかった…。

それだけこの免除の仕組みって、特に最初の方はわかりづらいんですよ。

まぁ僕は最後の方でもよくわかってなかったんですけど…。

正直

ここからは独り言として見てください。

低スペックの自分なりの結論は出ているのですが、

人それぞれ得意分野もあるでしょうし、試験までの期間も戦略も人それぞれなので、

言っておいてなんですが、一概にこれが正解というのも難しいです

だから議論を生むんですけどね。

色々考察してみたのですが

法令問題数正解数正解率
法令免除なし10440%(足切り突破)
法令免除あり4250%(足切り突破)

法令免除なし 10問中4問正解で足切り突破

免除あり 4問中2問正解で足切り突破です。

免除しても法令類別で足切り突破には2問は必要なので、免除なしでは足切り突破までのあと2問をどうするかなので、

同じ足切りを回避するなら個人的に法令共通で6問ある中からあと2問取るのが楽だなと思うんですが、

法令問題数正解数正解率
法令免除なし10770%
法令免除あり4375%

他の科目を補うために、免除ありで法令で7割以上とりたいなら3問で達成ですが(リスクもあるのでそんな簡単にはいかないとは思いますが)

法令類別で同じ正解数でも、免除無しだと7割を超えようと思ったら法令共通6問の中からあと4問(計7問)必要です(上記表)。

免除なしで法令で同じ3問とっても30%にしかならいので、

法令類別問題数正解数正解率
法令免除なし10330%
法令免除あり4375%

高得点を狙うのならどの道、正解数は稼がなければならないので、一見免除した方が取りやすそうです。

ただ法令共通は法令共通は全ての類で共通した内容なので、パターンをつかんで一度受けたら得点源になりますし、

ただ単に合格を狙うなら免除なしのがいいのかな、と感じたので、

あくまで僕は法令だと法令共通は受けた方がいいな(免除無しがいい)と思いました。

試験全体の配点がマイルドになる点も重要です。

考えだしたらキリがないし、結論を出すのは難しいのですが、

個人の考え方があるので、それぞれのあったスタイルで臨んでくださいね。

まとめ

基本的に法令共通以外は免除した方がいいという考えです。

まとめ

  • 免除すると配点は高くなる
  • 法令共通は受ける(免除しない)
  • 基礎的知識と構造機能(電気)は電工or電験の免除を使う
  • 共通科目(法令共通&基礎知識)で見たことのない問題は試験終了後ノートに書き加える
  • 免除するorしないは自己責任で

皆様のお役に立てれば幸いです。

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